ごあいさつ
金鵄会会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと存じます。平素は母校の発展のため、格別のご支援とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
前任の植野康夫会長におかれましては、令和元年から4年間会長をお勤めいただき、その間、本会創設100周年記念事業を成功に導かれました。この4年間で同窓生の絆がより一層深まったことを実感しております。次の新たなる100年に、力強く一歩踏み出すことができました。
さて、わたくしたちの母校、畝傍高校は創立127年の伝統を持ち、金鵄会会員は40,465名を数える、奈良県屈指の名門校であります。質実剛健、文武両道の校風から日本はもとより世界中で活躍する有意な人材を輩出してまいりました。そして、「至誠・至善・堅忍・力行」の校訓は、私たちの胸に深く刻まれ、卒業後も人生の岐路において立ち返る心の拠り所となっています。
4年間続いたコロナ禍もようやく収束し、母校畝傍高校ではグローバル人材の育成を目的とした、留学事業を再開されました。学校創立120周年記念にて皆様よりお寄せいただいたご厚志で設立したグローバル人材育成基金を有効に活用していただきたいと存じます。そして、今後も世界中で活躍する人材を育てていただきたいと思います。
現役の後輩諸君を支援していく同窓会活動の本来の趣旨が十二分に発揮出来るように、老壮青の各世代が相集い、「全ての年代の会員が交流と親睦を図り、母校の発展に寄与できる金鵄会」を目指し、同窓ネットワークの中で、お互いに切磋琢磨し、皆様のご協力をお願い申し上げます。
終わりに畝傍高校同窓生としての熱き想いを胸に同窓生の更なる活躍を期待すると共に、母校のより一層の発展を祈念いたします。
会長 井村守宏(高18回)
沿 革
1922年 (大正11年) |
八木、池竹亭にて同窓会発起人会開催、同窓会総会を武道場で開催 沢渡鏡太郎校長、会長就任 |
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1923年 (大正12年) |
会誌第一号発刊 |
1926年 (大正15年) |
創立30周年祝賀会 |
1947年 (昭和22年) |
今西平五郎氏(中1回)、会長就任 |
1956年 (昭和31年) |
創立60周年記念事業「回顧」発刊、講堂増築、プール新設 |
1965年 (昭和40年) |
森幸治氏(中14回)、会長就任 |
1966年 (昭和41年) |
創立70周年記念事業「畝高七十年史」発刊、新体育館設立 |
1966年 (昭和41年) |
会報「金鵄」第一号発刊 |
1976年 (昭和51年) |
創立80周年記念事業「十年の歩み~続畝高七十年史~」発刊、同窓会館「金鵄会館」設立 |
1985年 (昭和60年) |
阪本龍兒氏(中39回)、会長就任 |
1986年 (昭和61年) |
創立90周年記念事業「十年の歩み~九十周年小史~」発刊、史料館建設、新南館設立 |
1996年 (平成8年) |
創立100周年記念事業「畝傍百年史」、「回顧~続~」発刊、文化創造館設立 |
2004年 (平成16年) |
阪本道隆氏(中45回)、会長就任 |
2013年 (平成25年) |
堀井良殷氏(高6回)、会長就任 |
2016年 (平成28年) |
創立120周年記念事業「創立120周年記念誌」発刊、トレーニング機器充実、 「グローバル人材育成基金」創設 |
2019年 (令和元年) |
植野康夫氏(高15回)会長就任 |
2022年 (令和4年) |
金鵄会創設100周年記念事業実施 |
金鵄会組織図
会 則
金鵄会会則
第1条 本会は金鵄会と称する。
第2条 本会の事務所は奈良県立畝傍高等学校内に置く。
第3条 本会は会員相互の親睦協力を図り、母校の発展に寄与することを目的とする。
第4条 本会は前条の目的達成のため、つぎの事業を行う。
- 総会、講演会、懇親会、記念祭の開催
- 会誌の発行
- 会員名簿の管理
- 本会に功労のあった会員の表彰
- その他本会の目的を達成するために必要と認められる事業
第5条 本会は次の会員をもって組織する。
1.正会員
旧奈良県立畝傍中学校、奈良県立畝傍高等学校卒業生
旧奈良県立畝傍中学校、奈良県立畝傍高等学校に在学した者で理事会の推せんを経た者
2.客員
旧奈良県立畝傍中学校または奈良県立畝傍高等学校の現旧職員
第6条
- 本会は次の役員を置く。
(1) 会長 1名
(2) 顧問 若干名
(3) 副会長 5名以内
(4) 常任理事 50名以内
(5) 理事 各期ごとに10名以内とし、うち1名を学年代表理事とする。
(6) 監事 3名
- 本会の役員の任期は2年とし、再任を妨げない。
- 本会役員の改選にあたっては、人事選考委員会を設置する。
- 人事選考委員は、常任理事会にて若干名を選出し、会長が任命する。
- 人事選考委員会は、本会役員の候補者を選出する。
- 本会役員の候補者は、常任理事会で決定し、理事会で報告し、総会において承認を求める。
- 本会役員は会長が任命する。
- 顧問は奈良県立畝傍高等学校長及び理事会で推挙された者とする。
第7条 本会には名誉会長を置くことが出来る。
第8条 本会役員の任務をつぎの通りとする。
- 会長は本会を代表し、会務を統理する。
- 顧問は会の運営について会長及び理事会に助言することが出来る。
- 副会長は会長を補佐し、会長事故あるときはその職務を代行する。
- 常任理事および理事は、本会の運営事項を協議決定し、会務を分担する。
- 監事は、会計監査を含む、常任理事および理事の職務執行を監査する。
第9条 前条第4項に基づき、事務局を設置する。
- 事務局は、総会、理事会の運営、その他事務一般を担う。
- 事務局内に会計部および広報部を置く。
- 会計部は、本会の会計処理を担う。
- 広報部は、会報作成および広報活動を担う。
- 周年記念事業、名簿編纂事業などの事業遂行にあたっては、都度実行委員会または専門委員会を設置し、その任にあたる。
- 実行委員会または専門委員会の設置は、常任理事会の議決事項とする。
第10条 本会の会合は総会、理事会、常任理事会とする。
- 総会および理事会は会長がこれを招集する。
- 定期総会は毎年1回11月3日(文化の日)に開催する。
- 定期理事会は毎年1回これを開催し、会長が必要と認めた場合は随時これを招集する。
- 常任理事会は会長が必要認める時これを開く。
- 総会及び理事会は出席者の過半数をもって議事を決する。
- 本会の会務は総会又は理事会の決議によって行う。
但し、緊急を要するため常任理事会が理事会を代行する場合には事後の理事会に報告し承認を求める。
第11条 本会の経費は入会金、寄附金、維持会費、およびその他の収入をもってこれにあてる。
- 本会正会員は維持会費を納入することにより、維持会員となることができる。
- 維持会費および維持会員制度については、別途定める細則による。
第12条 本会の会計年度および事業年度は毎年9月1日に始まり翌年8月31日に終わる。
第13条 本会の会計は監査を受けた上その収支決算を総会に報告する。
第14条 この会則に規定しない事項については理事会においてこれを定める。
第15条 この会則の変更は理事会の決議を経て総会に付議しその承認を求める。
- 本会の運営に関し必要な細則の制定・改廃は、常任理事会の決議による。
- 細則の制定・改廃は理事会および総会で報告し、周知しなければならない。
附則 平成11年11月30日会則の一部改正
- 平成30年11月3日会則の一部改正
- 令和4年11月3日会則の一部改正
備考:平成30年度会計年度および事業年度は、平成30年4月1日から平成31年3月31日とする。
平成31年度会計年度および事業年度は、平成31年4月1日から平成32年8月31日とする。
維持会員細則
第1条 本会正会員は、本細則で定める維持会費を納入することにより維持会員となることができる。
第2条 維持会費は、一口5,000円/年と定める。維持会員は、一口以上の会費を納める。
- 本会に200,000円以上の寄附を行ったものは、名誉維持会員として終身にわたり維持会員特典が付与される。
第3条 維持会員には次に挙げる特典が付与される。
(1)本会会報を自宅へ送付する。
(2)本会総会参加費用を減免する。維持会費を二口以上納めた会員および名誉維持会員は、本会総会参加費用を免除する。
附則 令和2年3月21日細則の一部改正